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【ゾンビオービスの謎:なぜ撤去されないのか】

更新日:2026/07/06

🚦なぜ古いオービスは撤去されずに残っているのか?
撤去コストと実務の優先順位の問題

警察 ねずみ捕り オービスイラスト - No: 25227220|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

・オービスの撤去には本体の解体費用や交通規制の設計、作業員の配置など多大なコストと手間がかかる。
そのため、多くの警察署では『手が回らない』という実態があります。
・日本全国に数百カ所ある老朽化したオービス全てを一斉に撤去するには、予算や人的リソースの制約がネックとなっており、少しずつ対応している現状です。

 

『見かけ』だけでも速度抑止力に貢献

オービスのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

・実際に稼働していない旧型オービスであっても、

ドライバーからすれば『オービスがある』と錯覚し、自然とスピードを落とす心理効果があります。
・北海道や奈良県などでは、わざと古いタイプを残しておく

『ダミー作戦』が効果的だったとの事例もあるほどです。


 

老朽化による稼働停止とメンテナンス終了

・1980〜90年代に登場した『ボックスタイプ』レーダー式オービスは、フィルム交換や定期メンテナンスが必要ですが、製造した三菱電機などが撤退したことで、故障しても修理困難になっています。
・その結果、自然に稼働停止するものが多く、『動いていないオービス』が放置されるケースが増えました。

 


 

新型への移行と『ゾンビオービス』化

・古いオービスの近くに新型LHシステム(ループコイル+Hシステム)などの最新装置が設置されている場合があり、旧型は敢えてそのままにして注意喚起を維持しています。
・京都府警では、無線免許を失効したHシステムが実際に稼働し続けるトラブルも報告されており、見た目と稼働状況が必ずしも一致しないことも。


 

固定式から移動式オービスへのシフト

・固定式オービス数は全盛期の600カ所以上から現在345台まで減少。

その理由としてコスト高、維持管理困難が指摘されています。
・一方で、持ち運べる『移動式オービス』が全国に普及し、

通学路や深夜帯、生活道路など柔軟な場所で取り締まりが可能になっています。


 

まとめ

1.撤去コスト問題
作業費用/交通規制/人員確保が広範囲撤去の障害に
2.心理的抑止効果
古いオービスで速度抑制が期待され、ダミーとして残される
3.メンテ困難
製造終了/交換部品不可により稼働放棄されがち
4.最新装置との併置
見せかけを残しつつ最新設備で取り締まり
5.移動式への転換
固定式から機動的な取り締まり体制へ
ドライバーへのアドバイス
・古くて動いていないように見えても油断は禁物:旧式のオービスが『ゾンビ化』し、見た目だけで安心するのは危険です。
・固定式よりも移動式に注意:見えにくく、予告もない移動式が増えています。
・常に法定速度/安全運転を:オービスの有無に関わらず、速度遵守が肝心です。古いオービスが道路脇に残っているのは、単なる“放置”ではありません。コスト/予算/抑止効果/新旧装置の併存、そして取り締まり方針の変化が複雑に絡み合っている結果です。目視だけに頼らず、常に安全速度を守る意識が大切ですね。

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